有東木に伝わる盆踊りの特徴として、
1 男踊りと女踊りに分かれる
2 踊りの輪の中に華麗な灯篭が出る
3 最後にムラの辻まで踊りながら向かい先祖を送り出す
などがあげられます。盆に先祖を迎えて、ともに踊りあかし、最後に先祖を送り出す、という盆踊り本来的な意義を今に伝える貴重な民俗芸能といえるでしょう。
現在伝承している踊りは、男踊り10演目、女踊り15演目です。伴奏は太鼓のみで、踊り手がササラやコキリコといった古い楽器を打ち鳴らしながら踊り歌います。また詞章には、近世初期に成立したと考えられるものも多く、その内容は、恋の歌や豊作を祈るものなどで構成されています。
(公式サイトより)